学院長ごあいさつ
創立者・渡邉則夫先生が『人間道~ヒューマンウェイ~』を理念に、「最先端技術の習得と人間力を兼ね備えた人材の育成」を目的に専門学校コンピュータ教育学院を建学されてから2018年度、創立50周年の節目を迎え、現在は次の100周年に向け、一層の教育活動の充実に努めています。
我が国の教育界においては、グローバル化の進展、技術革新、国内における生産年齢人口の急減などに伴い、予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要とされています。そのために、高校教育及び大学・短大・専門学校教育を通じて学力の3要素(1基礎的な知識・技能、2思考力・判断力・表現力等の能力、3主体性・多様性・協働性)を確実に育成・評価する一体的な取組を進めることが極めて重要であるとし、これらの改革に向けての取組みが着実に進められています。
本学院では、その時代のニーズに的確に応える多彩なコースを擁し、日進月歩で進化を続ける独自性豊かな専門学校として発展できるよう努めております。私達教職員一同が、いつの時代も変わらず私たちが心血を注ぐのは「全ての学生の成長を願い、人生に対して責任を持てる生き方ができるよう、どこまでも学生に寄り添い、一人一人の人間道づくりに真摯に取り組む」ことです。
専門学校とは「社会が求める専門性と教養を兼ね備えた人材を育成する教育機関」です。それだけに本学院の教育は日本経済の発展に大きく関わっているのです。そして、同時に、皆さんのこれからの人生にも大きく関わるのです。だからこそ、私たちは長い歴史と高い信頼性に甘んじることなく「不易流行」の精神で、常に人間味あふれる責任感と、常に時代の一歩先を創造する革新性を併せ持つ教育を実践し続けて参ります。
「人間道~ヒューマンウェイ~」 皆さんを輝く未来へいざなう道がここにあります。
建学の精神
教育目的
教育基本法及び学校教育法に則り情報処理に関する技術全般(ソフトウェア、ハードウェア)にわたる知能技術の修得及び情報社会学一般(データサイエンス、クリエイティブ、ビジネス等)に関する専門知識の修得、併せて教養の向上と人格の育成を図ることを目的とする。
教育方針
- 建学の精神を基軸とした、人間的魅力溢れる学生の育成
- 専門的知識、技能を身に付け、自立して社会を生き抜く力を持つ学生の育成
- 豊かな情操と広い視野をもち、国際性豊かな学生の育成
2024年度からの3カ年計画
(1)本学院の置かれている状況等
- 文科省は、令和8年度から専門学校の履修制度を大学と同じ単位制に移行を始める。
大学へ編入しやすく、就職後のリカレント教育やリスキングといった学び直しを後押しする。
- 「専門職大学等」が制度化されたが、全国的にも少数に止まっている。
また、大学などの専門職学科の設立についても目立った動向は見られない。
- 専門学校における職業実践専門課程の認定状況については、全国的に広まっている。
- 新学習指導要領によるカリキュラムで学んできた高校生が、令和7年度から入学してくる。
また、令和7年度までに全大学・学科でデータサイエンスが必須となる。
- 「高等教育段階の負担軽減制度」の見直しに応じた対応が必要であり、それを学生・保護者への周知・手続き等を遺漏なく行う必要がある。
(2)本学院の3カ年計画における重点目標
- 少子化・情報社会の進化を見据え、データサイエンス、クリエイティブ等新たな時代に対応した魅力あるカリキュラム編成を組み、各学科の特徴化・特色化を図る。
- 高校でプログラミング、ネットワーク、データサイエンスの基礎等を学んできた生徒が、令和7年度に入学してくる。
それに応じた、カリキュラムの検討を行う。
- 既認定の職業実践専門課程の主要監査項目を完備させる。
- 教育課程の確立、生徒指導の充実、就職指導の徹底、資格取得などのための対策強化を図る。
- 指導力を有する教員育成に努める。